運動をすると一時的に血圧は上昇しますが、適切な運動を続けていると、筋肉に多くの酸素や栄養を運ぶために血管が拡がり、血圧を上げようと働く交感神経の緊張が緩和され血圧が下がっていきます。また血圧を上げる物質が減少し、血圧を下げる物質が増加し心臓の負担を減らす事もできます。
薬で下げた血圧は、薬を中断するとまた上がってしまう事がありますが、運動療法では、運動をやめても、すぐに血圧が戻ることはありません。


  • 運動の種類
    ウォーキング・サイクリング・水中ウォーキング等の有酸素運動
  • 運動の強さ
    最高心拍数
    (男性220−年齢 女性210−年齢)の
    50〜70%
  • 1回の運動時間
    30〜60分が理想で最低でも10分以上
  • 1週間の運動回数
    3回以上



■分類
■収縮期血圧(mmHg)
■拡張期血圧(mmHg)
至適血圧
<120
かつ
<80
正常血圧
<130
かつ
<85
高値正常血圧
130〜139
または
85〜89
高血圧ステージ1
140〜159
または
90〜99
高血圧ステージ2
160〜179
または
100〜109
高血圧ステージ3
≧180
または
≧110



収縮期血圧が160以下、拡張期血圧が100以下のステージ1高血圧の方。 以前かなり高かったが、現在薬を飲んで上記の範囲に入っていれば適応です。



運動直前の血圧が高くても、体調が普段と変わらなければ、血圧の値に過敏になる必要はありません。ただしそのような日は徐々に運動をして下さい。無理はしない等の配慮は必要です。しかし180/110を超える場合は運動は中止しましょう。
筋力トレーニングなどの力んでしまう運動は血圧を下げる効果はなく、逆に上げてしまいます。


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