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生体に摂取されたアルコールの大部分は肝臓で代謝される。アルコール性肝障害とはアルコール飲料の過飲により生じる肝疾患の総称で、大きくは、脂肪肝、肝炎、肝線維症、肝硬変に分けられる。
アルコールの過剰摂取により最初に起こる疾患は脂肪肝であり、肝細胞に中性脂肪が蓄積して、肝臓全体が腫大する。長期に大量飲酒を続けると肝の線維化が進行し、肝線維症から毎日5合程度10年以上で肝硬変に至る場合がある。また常習飲酒家が、連続大量飲酒を契機に発症するのがアルコール性肝炎である。
1. 必須項目 a)
飲酒量の増加を契機に発症
b)
GOT優位の血清トランスアミナーゼの上昇
c)
血清ビリルビンの上昇(2mg/dl以上)
2. 付加項目 a)
腹痛
b)
発熱
c)
白血球増加
d)
ALPの上昇(基準値の1.5倍以上)
e)
γ-GTPの上昇(基準値の2倍以上)
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